【2026/7/23~29】ニューヨーク・ソーホーにて作品展示してきました!
2026-09-03

こんにちは、AHORAの阿比留です!
2026年7月23日〜29日、ニューヨークのソーホー(SoHo)にて開催された「NY公募展2026春夏」(主催:アートインキュベーション協会)に、
AHORAの作品を出展してきました!
今回は、その報告です。獲れた賞の話もありますが、
改めてニューヨークのアートのレベルの高さを感じたことについても、
正直に書きたいと思います。
1. 3回目ニューヨーク展示のきっかけ
今回、アートインキュベーション協会が主催する「NY公募展2026春夏」に応募しました。そして、AHORAの「海の時計」が準優秀賞をいただき、
その切符としてニューヨーク・ソーホーでのグループ展に展示することになりました。

準優秀賞は他にも何名かいらっしゃいます。
もちろん分野は海ゴミ関係なく様々で、
全国のアーティストが応募された中で、ニューヨーク展示の切符を手にすることができました
実は、ニューヨークで展示するのは今回で3回目です。
昨年1月のブルックリン、今年の6月のチェルシーでの展示。
ただ、前の2回は今回とは別のルートで、公募で選ばれて立った舞台は、
これが初めてでした。
※前回のチェルシー展の様子はこちら↓
AHORA | 【2026/6/2~6】ニューヨーク・チェルシーにて作品展示してきました!
ahora-online-store.com
前回のチェルシーでは、初めて他分野のアーティストと一緒に展示した会であり、
キュレーターさんの呼びかけで多くのニューヨークの方々が来られましたが、
言葉も文化も違う場所で作品を通じてどう認知してもらえるか、というのが課題でした。
その課題をどう乗り越えるかという点で今回展示に挑みました。
2. ニューヨーク・ソーホーでの展示

ソーホーは、マンハッタンの中でも古くからギャラリーやアートスペースが集まる、「アートの街」として知られるエリアです。
参加アーティストは実にさまざま。
絵画、工芸、ネイル——など、
ジャンルもバックボーンもまったく違う作家が一堂に会する場でした。

私が出したのは、対馬の海岸で拾い集めた海洋プラスチックから生まれた掛け時計、
「海の時計」シリーズ。
なかでも、浜に流れ着いた流木を台座にした一点「The Earth(地球)」は、
青と緑が渦を巻く文字盤が、宇宙から見た地球のように見える作品です。

【シリーズ名:海の時計、素材:対馬産の海洋プラスチック・流木・金属】
来場者の方々からも色々とお声がけをいただき、
色々と意見交換ができました。
ただ、色んな方々とお話して、一つ決定的な課題を発見しました。
それは、
「初見では海ゴミから作られていることが作品からはわからない」
ということでした。
自分から海ゴミから作られた背景を話すことで、やっと相手に伝わるのですが、
作品だけを見た場合、海ゴミから作られていることが全くわからない...ということでした。
元々私には海ゴミから価値あるものを作るという想いのもと制作しているので、
その反応はとても嬉しいのですが、
逆に作品から背景が伝わりづらいというのが、色んな方々と話して判明しました。
どうしたものか。。。
海ゴミから作られた作品としては質は上がっていると感じたのですが、
逆に作品や作家の背景を作品を通じてどう伝えたらよいか。
今の私の大きな課題となりました。
3. ギャラリー巡り

今回は自分の展示だけでなく、ソーホーとチェルシーをはじめ、
いくつものギャラリーを巡ってきました。
各ギャラリーに訪問してポートフォリオもお渡しし、
色々とお話もしてきました。
ニューヨークで展示できたことはとても嬉しかったですが、
街のギャラリーを歩けば歩くほど、別の感情がやってきました。
コンセプトの深さ、表現の技術、空間の使い方、
そして「これを世に問う」という覚悟。
一点一点から凄みが立ちのぼっていて、正直、身がすくみました。
ニューヨークに集まるアート作品のレベルの高さを改めて感じました。
でも、落ち込んで帰ってきたわけではありません。
そのトップを間近で見たことで、「AHORAが目指すのはここか」という基準が、私の中はっきり見えた感じがしました。
ぼんやりした憧れが、具体的な的に変わったという点が、
受賞と同じくらい大きな収穫でした。
対馬という小さな島の海から生まれた作品が、
この舞台で本当に残るために何が必要なのか。
その問いの輪郭が、今回ようやく見えてきた気がします。
まとめ
今回、賞と展示の機会をいただいたアートインキュベーション協会の皆さま、共に出展されたアーティストの皆さま、そしていつも応援してくださる方々に、心より感謝申し上げます。
「賞をいただけた」ことも、「展示できた」ことも、まだ通過点です。
今回は、結果は出せませんでしたが、
・言葉が違っても背景が伝わるようにどうすべきか
・世界基準を意識した新作・大作の制作
・海外で継続的に展示できる関係づくり
などなど、学ぶべき点がたくさんありました。
そして、来年の7月にまたニューヨーク・チェルシーで展示を行います!
それらの課題に取り組み、レベルを上げて挑んでいきたいと思います。
以上、ニューヨーク・ソーホー展示のご報告でした。





